Last Updating:2000/5/5
Microsoft Windows(3.0/3.1/95/NT3.5/NT3.51/NT4)に付属のFEP(Front End Processor = 日本語入力システム)であるMS-IMEのための医学用語辞書です。(Windowsの場合FEPとは言いませんがドキュメント作成の便宜上、以下FEPと統一して呼ぶこととします。)
本家の医学辞書と比べ不要な単語が少ないと考えますが、その後本家の辞書がバージョンアップしたため、どちらが良いかはわかりません。この辞書を作成する時点で本家の辞書には顔文字を中心に機種依存文字が含まれていましたが、なるべく削除しているつもりです。
特にMS-IME95/97用には、医学用語および医学略語のシステム辞書を用意しました。このシステム辞書は、「MS-IME97のプロパティ」の「辞書/学習」タグで、システム辞書の「追加」を行うことにより、すぐに使用できます。システム辞書のため、カスタマイズは出来ません。また、MS-IME98には互換性がないので、同梱されているテキストファイルをユーザー辞書に登録するか、空のユーザー辞書を作成してそこに同様に登録したあとシステム辞書に変換してください。ちなみに、私は面倒くさいので現在使用しているユーザー辞書にそのまま登録しています。
先に書いたようにユーザー辞書に一括登録出来るテキストファイルも用意しました。特に、過去のバージョンのMS-IMEには、そのまま使用できます。たぶん将来のMS-IMEにもそのまま使用できるはずです。その他のFEPには、置換等の編集を加えることで使用できます。編集には、MS-Excel等の表計算ソフトが便利です
なぜ、これがあるのか? それは、私の家族に医療関係者がいて、YO-NAGISA版【一万語医学辞書】を使っていたのですが、eメールに使えない文字や関係ない余計な単語があり困ったからです。私の本職とは一切関係ありません。
なぜ、ここにまだあるのか? これを作成しここで公開したのは、1997年9月です。それ以来基本的にほったらかしです。本家のバージョンはその後収録数も増え、より良くなっています。それに対してこれは、サイズがコンパクトで、汎用的に利用できるテキストファイルが添付されているという点で、メリットがあります。
詳しくは、添付されているドキュメントをご覧ください。
medic10.dicはどこに置いても構いませんが、 Windows95/98の場合、\windows\system や \winnt\system32 に置くのが一般的です。システム辞書の「追加」を忘れないようにしてください。 Windows NTで管理者でない場合はC:\WINNT\profiles\ユーザー名 に置くと良いです。
MS-IME98やMS-IME2000と同梱のシステム辞書は互換性がないので、その場合は同梱されているテキストファイルの方を使用し、ユーザー辞書に登録してください。略語も登録したいときは、医学略語辞典を別途入手してください。
登録の確認は、「あせ」を変換して「"""(^_^;)"""」が候補にあれば、登録完了です。
以下の2種類のファイルの内容は同じです。
LZH形式(443kB)
lzh形式ファイルを解凍できるプログラムが必要です。吉崎栄泰のLHAワールド等で入手してください。medic00t.lzh ,,,, 医学辞書テキストファイル汎用版だけを medic10.lzh から取り出して、LHAで圧縮したものです。添付文書等が無いため、再配布禁止です。略語も登録したいときは、医学略語辞典を別途入手してください。
ZIP形式(433kB)
ZIP形式ファイルをデコードできるプログラムが必要です。LhasaやWinZipなどを使用してください。
medic00t.zip ,,,, 医学辞書テキストファイル汎用版だけを medic10.lzh から取り出して、ZIPで圧縮したものです。添付文書等が無いため、再配布禁止です。略語も登録したいときは、医学略語辞典を別途入手してください。
WXG用 本家
医学辞用語変換辞書を アナタのパソコンに無料で入れる方法
ひで奈良の隠し部屋
ATOK7
NIFTY SERVE、PC-VANに、YO-NAGISA氏作の「^atok004.lst」 がフリーウエアとして登録されています。
医学略語辞典
;nishiwaki版 【医学辞書forMS-IME】Ver.1.0
; mailto:nisiwaki@ff.iij4u.or.jp
; http://www.ff.iij4u.or.jp/~nisiwaki/
;
;この辞書のもとの辞書は、以下の2つです。
;
;YO-NAGISA版【一万語医学辞書】Ver.0.8a mailto:okubo@dokkyomed.ac.jp http://www.vector.co.jp/authors/VA003305/
;
;医学略語辞典 1997/8/31版(http://claudia.kuhp.kyoto-u.ac.jp/abbreviations/)
●概要
・一万語程の医学用語と多少のノイズ
・かな漢字変換フロントエンドプロセッサ(FEP)の一括登録用テキストファイル形式
・タブ区切り形式のテキストファイル
・もとの辞書から、慣用句、四文字熟語、姓名、地名、医学関係以外の用語・固有名詞を削除(バージョンアップにより語数が減ることがあります)
●構成
・medic10.lzh : 下記ファイルのアーカイブ.
|- medic10.dic : MS-IME97用医学辞書(システム辞書)11980語.医学略語付き
|- medic10.txt : 医学辞書テキストファイルMS-IME97版 11980語.
|- medic00.txt : 医学辞書テキストファイル汎用版 13713語.
+- medic10.doc : この添付説明ファイル.
●形式
・Windows95のFEPであるMS-IMEの一括登録で利用できる「MS-IMEテキスト形式」。
<読み><tab><漢字><tab><品詞><復改>
●適応FEP
・そのまま一括登録できると確認したもの:MS-IME97
・そのまま一括登録できると確信しているもの:MS-IME95
・そのまま一括登録できると予想しているもの:MS-IME*
・テキスト変換後一括登録できるもの : 色々
★注意
・「medic**.txt」は,FEPの辞書として直接指定することはできません.各々のFEPの辞書に一括登録する必要があります.
・一括登録の方法や,それに先立つテキストファイル変換については,お手持ちの取り扱い説明書やオンラインマニュアルをご参照ください.
・「medic10.txt」は、MS-IME97に特化して、語数を減らしています。医学用語でも一般的なものは、削除されていることがあります。単語数の少ないFEPに対しては、medic00.txtを使用してください。
・医学略語辞典では、通常のアルファベットで表記できない文字について、複数の文字で表記してあります。
例)e` a' i^ n~ y: A@(オングストロームの記号) c_(ベーチェット病のcに似た文字)。
●問題点(と対処)
・医学用語だけではなく,他の分野の用語や私的な用語で、原典から引き継がれているものがまだある。
・幾許か<読み><漢字><品詞>とも不適切なものがまだある。
・胃とか腸などの簡単な医学用語は入っていない(基本辞書に大概含まれています)
●宣言
上記構成の本アーカイブはフリーウエアです.オープンウエアの普及振興の妨げにならない限り,アーカイブのまま自由に配布できます。
●履歴
・medic00 : Wxmed08a.txt(YO-NAGISA版【一万語医学辞書】)から、
必死のパッチで、いらない単語を削除しまくる。
●接尾語単語の品詞整理
〜性:名詞
〜化:さ変名詞
〜的:形容動詞
〜様:形容動詞
〜状:名詞
〜度:名詞
●謝辞
全てのオープンウエアの作者と配布者,そして利用者の皆さんに感謝します。
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